ソラマメブログ

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2009年04月28日

フォークを作る その1 構想と横から見た形

今回は以下のような食器のフォークを作ります。


フォークを横から見た写真と上から見た写真を撮り,以下のような下絵の画像を作ります。
下絵はTATARAで利用しやすいように256x256にリサイズされています。

フォークを横から見た画像

フォークを上から見た画像

この2つの画像を使って以下の手順でフォークを作ります。
1)FileメニューのNewでCylinderを選択
2)TOKOROTENモードでフォークの側面を編集
3)TSUCHIモードで上から見た形を編集
4)Mirrorでフォークの半分をミラーする
5)最大化する
それから,TATARAは最新版をダウンロードしてください。

では,作業に入りましょう。

FileメニューのNewでCylinderの32x32を選択します。


TOKOROTENタブをクリックしTOKOROTENモードに移ります。


ViewメニューのLoad Backgroundを選択し,フォークを横から見た画像を表示します。




すると以下のように表示されます。


次に,ViewメニューのLevel of DetailでMiddleを選択します。
これにより四角いコントロールポイントを動かすと丸いコントロールポイントが自動的に再配置されます。


上下のコントロールポイントが垂直になるように配慮し,曲がるところにコントロールポイントを集中させながら配置します。


上下のコントロールポイントを選択して,右クリックでポップアップメニューを表示し,Vertical Aloginを選択すると上下のコントロールポイントを垂直に並びます。

これを使うときには灰色の丸いコントロールポイントは再配置されませんので注意してください。

以下のように配置してください。


次回は上から見た形を作ります。
  


Posted by Yuzuru Jewell at 12:35T10 フォークを作る

2009年04月29日

フォークを作る その2 上から見た形をつくる

食器のフォークを作っています。


前回の作業で以下のようになりました。


TSUCHIタブを選択して,編集画面の左下にあるXZボタンをクリックします。

上半分と下半分は対称です。ですから,上半分を編集し,後で黒で囲まれた下半分にミラーします。

縁を閉じるための袖を作ります。以下の画像のアカで囲まれた部分を選択し,平らにします。

以下のようになります。


ViewメニューのLoad Backgroundを選択し,フォークを上から見た下絵を読み込みます。



以下の画像のように赤い線で囲まれたコントロールポイントを選択し,持ち手のサイズに合わせます。

コントロールポイントは水平方向に動かさず,垂直方向に動かすようにしてください。

以下の画像のように赤い線で囲まれたコントロールポイントを選択し,フォークのクビを調整します。

CTRLキーを押しながら左上のコントロールポイントをドラッグして選択範囲を変形します。マウスカーソルをチェックしてください。
以下のように変形します。


同様に以下のようにフォークの先を拡大します。

拡大後はこのようになります。


フォークの先端が下絵に重なるようにCTRLキーを押しながら左上のコントロールポイントをドラッグして選択範囲を変形します。

以下のように変形します。


赤い丸で示した2つのコントロールポイントを選択し,矢印の先端まで移動します。

移動すると以下のようになります。


赤い丸で示した2つのコントロールポイントを選択し,矢印の先端まで移動します。

移動すると以下のようになります。


するとプレビューは以下のようになります。

黄色い部分が正しく折り曲げられていないことがわかります。

次回はこの部分をTSUCHIの別の表示で調整します。

※コントロールポイントを鉛直方向に動かしても形は変わりませんので下絵にフィットするように調整してもかまいません。





  


Posted by Yuzuru Jewell at 08:35T10 フォークを作る

2009年04月30日

フォークを作る その3 先端を調整

食器のフォークを作っています。


現在編集している画面ではフォークの先端を折り曲げられないので,編集画面の左下のXYボタンをクリックし,表示方向を切り替えます。そして,赤い丸で示された2つのコントロールポイントを「範囲指定で」選択し矢印の位置まで移動します。SHIFTキーを押しながら選択すると選択されたコントロールポイントが追加されます。

すると以下のようになります。

プレビューで確認すると意図した形になっていることがわかります。


しかし,以下のように黄色い部分が閉じていません。


縁だけを編集するのでそのラインだけを編集対象にします。
ViewメニューのEdit Lineを選択します。


すると以下のダイアログが表示されます。縦方向と横方向のラインを選択することができます。
Reverseボタンをクリックして全てのチェックを外します。

次に,Rowsの00をチェックし,OKボタンをクリックしてダイアログを閉じます。


すると以下のように縁のコントロールポイントだけが表示され編集できます。
赤い丸で示された2つのコントロールポイントを選択します。


編集画面を右クリックして表示されるポップアップメニューからMagnetを選択します。


すると以下のように縁がくっつきます。

しかし赤い太線で示したように灰色のコントロールポイントは再配置されませんので,上下の全てのペアについて上記の編集をしてください。

全ての上下のペアについて編集をすると以下のようになります。


ViewメニューのLevel of DetailをNearに設定し詳細でも縁がくっついていることを確認します。


全てを編集するとプレビューは以下のように表示されます。


これで上半分が完成しました。次にEditメニューのMirror 08-GG From 00-G7を選択します。


プレビューからミラーの面は赤と緑で構成されていることがわかります。


ですから,次に表示されるダイアログでXYボタンをクリックします。


プレビューを見ると上下が対象になっていることがわかります。


EditメニューのMaximizeを選択し,スカルプテッドプリムが利用できる最大の空間を使うようにします。


保存する前にFileメニューのSetupでTGA Save sizeを64x64にします。
そして,Copy Protection by transparent をチェックしてOKボタンをクリックします。


FileメニューのSaveでスカルプトマップファイルを保存します。

次回はインワールドへアップロードします。


  


Posted by Yuzuru Jewell at 08:35T10 フォークを作る

2009年05月01日

フォークを作る その4 インワールドへ

食器のフォークを作っています。


前回で形ができあがりましたので,インワールドへアップロードしましょう。

スカルプトマップファイルのアップロードは必ず一つづつアップロードします。

なぜなら,まとめてアップロードするとロスレスでアップロードできないからです。

プレビューでスカルプテッドプリムの形を確認します。

黄色い部分が膜になっていますが,プレビューのつなぎ目がSphereだからです。

アップロードしたテクスチャをプリムに適用し,つなぎ目をCylinderにします。


拡大縮小して縦横比を調整するとするとフォークが完成します。

これで完成です。  


Posted by Yuzuru Jewell at 08:35T10 フォークを作る