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2009年03月17日
シャツを作る その1 DAZ STUDIOをインストール
今回はSOMATOを使って以下のようなシャツを作ります。

SOMATOはアバターのテクスチャを焼き込むことができます。SOMATOを使うとテクスチャの継ぎ目を意識せずにテクスチャが作れます。しかしリンデンが提供しているアバターOBJファイルは腕を開いた姿勢(Tポーズ)をしていますので,その姿勢で服の写真を撮ってテクスチャを張り込むと肘のしわが不自然になってしまいます。
そこで今回は無料のDAZ|Studioを使って左右の手を下ろして,SOMATOでテクスチャを作ります。
今回の手順は以下のようになります。
1)DAZ Studioをダウンロードしてインストールする。
2)リンデンからダウンロードしたアバターファイルをDAZ Studioに読み込む
3)DAZ Studioでアバターの左右の腕をおろす
4)DAZ StudioでOBJファイルに保存する
5)保存されたOBJファイルをObjCutでテクスチャ単位に分解する
6)SOMATOで分解されたあばたの上半身を読み込んで,テクスチャを作るための画像を保存する
7)服の写真を6)で保存した画像を基準に調整する
8)7)で調整した画像と6)で読み込んだOBJをSOMATOに読み込む
9)BAKEボタンを押す
10)プレビューで確認してテクスチャを保存する
11)インワールドにアップロードする
では,まずDAZ Studioをダウンロードしてインストールしましょう。
DAZ Studioは無料ですが,メールアドレスを使って登録をする必要がありますので,登録用のメールアドレスを確保してください。
まず http://www.daz3d.com/ を訪れます。

一番上のSUPPORTをクリックします。
Downloads/Updatesをクリックして,DAZ Studioを選ぶとダウンロードの画面になります。
Windows版をダウンロードします。
Sign Inをクリックしメールアドレスを登録します。Sign inをクリックすると以下のダイアログが表示されますので,登録するメールアドレスを入力します。

次にSupportをクリックして,Product Registrationをクリックします。

PC用のシリアルを入手します。

以下のようにシリアル番号が表示されますので,クリップボードにコピーします。

DAZ Studioをインストールして起動すると,シリアル番号を入力するダイアログが表示されますので,先ほど手に入れたシリアル番号をペーストします。

すると,初期設定のシーンが読み込まれ DAZ Studioが起動しました。
次回は,DAZ Studioに輪転が提供するアバターを読み込んで手を下ろし保存します。

SOMATOはアバターのテクスチャを焼き込むことができます。SOMATOを使うとテクスチャの継ぎ目を意識せずにテクスチャが作れます。しかしリンデンが提供しているアバターOBJファイルは腕を開いた姿勢(Tポーズ)をしていますので,その姿勢で服の写真を撮ってテクスチャを張り込むと肘のしわが不自然になってしまいます。
そこで今回は無料のDAZ|Studioを使って左右の手を下ろして,SOMATOでテクスチャを作ります。
今回の手順は以下のようになります。
1)DAZ Studioをダウンロードしてインストールする。
2)リンデンからダウンロードしたアバターファイルをDAZ Studioに読み込む
3)DAZ Studioでアバターの左右の腕をおろす
4)DAZ StudioでOBJファイルに保存する
5)保存されたOBJファイルをObjCutでテクスチャ単位に分解する
6)SOMATOで分解されたあばたの上半身を読み込んで,テクスチャを作るための画像を保存する
7)服の写真を6)で保存した画像を基準に調整する
8)7)で調整した画像と6)で読み込んだOBJをSOMATOに読み込む
9)BAKEボタンを押す
10)プレビューで確認してテクスチャを保存する
11)インワールドにアップロードする
では,まずDAZ Studioをダウンロードしてインストールしましょう。
DAZ Studioは無料ですが,メールアドレスを使って登録をする必要がありますので,登録用のメールアドレスを確保してください。
まず http://www.daz3d.com/ を訪れます。

一番上のSUPPORTをクリックします。
Downloads/Updatesをクリックして,DAZ Studioを選ぶとダウンロードの画面になります。

Windows版をダウンロードします。
Sign Inをクリックしメールアドレスを登録します。Sign inをクリックすると以下のダイアログが表示されますので,登録するメールアドレスを入力します。

次にSupportをクリックして,Product Registrationをクリックします。

PC用のシリアルを入手します。

以下のようにシリアル番号が表示されますので,クリップボードにコピーします。

DAZ Studioをインストールして起動すると,シリアル番号を入力するダイアログが表示されますので,先ほど手に入れたシリアル番号をペーストします。

すると,初期設定のシーンが読み込まれ DAZ Studioが起動しました。
次回は,DAZ Studioに輪転が提供するアバターを読み込んで手を下ろし保存します。
Posted by Yuzuru Jewell at
12:40
│S02 シャツを作る
2009年03月18日
シャツを作る その2 DAZ Studioで手を下げる
SOMATOでシャツを作っています。

DAZ Studioが利用できるようになりました。
でも毎回毎回バレーボールのお姉さんが出てくるので,初期設定を変更します。
EditメニューのPreferences...を選択します。

Sceneタブを選び,Default SceneをNoneに設定します。

次にリンデンからダウンロードしたアバターのファイルをインポートします。
アバターのファイルの取り方は以下をご覧ください。
http://rokuro.slmame.com/e552031.html
FileメニューのImportを選択します。

SL_Female.cr2を指定します。 SL_Female.objではないことに注意してください。

(CR2ファイルはPOSERのフィギュアファイルです)
すると以下のようなダイアログが表示されます。Locateボタンをクリックします。

同じフォルダにあるSL_Female.objを指定します。

すると,女性アバターがDAZ Studioに読み込まれました。

次に,アバターの腕を下げるためのパラメータを調整するタブを表示します。
ViewメニューのTabsにあるParametersをチェックします。

そして,アバターの左腕をクリックして選択します。

すると,パラメータタブに値が表示されます。SL_Female:lShldrが選択されているのがわかります。
reach down-upの値を-52.20にします。(これは別の値でもかまいません)
スライダーを動かすか,数字を書き換えることでそれを指定できます。

次に右腕をクリックして選択します。

SL_Female:rShldrが選択されているのがわかります。
reach down-upの値を52.20にします。(左腕の時の値を正にした値を指定します)

以下のように両腕が下がりました。

これをOBJファイルにエクスポートします。
FileメニューのExportを選択します。

保存するファイル名を指定します。
インポートしたのと別のフォルダで,SL_Female.objで保存しました。

すると,OBJファイルの保存オプションを指定するダイアログが表示されます。
まず,PresetでBlenderを選択します。

Advancedタブを選択して,Swap Y and Z Orientation のチェックを外します。

Acceptボタンを押すと保存されます。
次回は手の下がったアバターOBJファイルをObjCutでテクスチャ単位に分解し,SOMATOで上半身を読み込んでテクスチャを作る基準になるファイルを作ります。

DAZ Studioが利用できるようになりました。
でも毎回毎回バレーボールのお姉さんが出てくるので,初期設定を変更します。
EditメニューのPreferences...を選択します。

Sceneタブを選び,Default SceneをNoneに設定します。

次にリンデンからダウンロードしたアバターのファイルをインポートします。
アバターのファイルの取り方は以下をご覧ください。
http://rokuro.slmame.com/e552031.html
FileメニューのImportを選択します。

SL_Female.cr2を指定します。 SL_Female.objではないことに注意してください。

(CR2ファイルはPOSERのフィギュアファイルです)
すると以下のようなダイアログが表示されます。Locateボタンをクリックします。

同じフォルダにあるSL_Female.objを指定します。

すると,女性アバターがDAZ Studioに読み込まれました。

次に,アバターの腕を下げるためのパラメータを調整するタブを表示します。
ViewメニューのTabsにあるParametersをチェックします。

そして,アバターの左腕をクリックして選択します。

すると,パラメータタブに値が表示されます。SL_Female:lShldrが選択されているのがわかります。
reach down-upの値を-52.20にします。(これは別の値でもかまいません)
スライダーを動かすか,数字を書き換えることでそれを指定できます。

次に右腕をクリックして選択します。

SL_Female:rShldrが選択されているのがわかります。
reach down-upの値を52.20にします。(左腕の時の値を正にした値を指定します)

以下のように両腕が下がりました。

これをOBJファイルにエクスポートします。
FileメニューのExportを選択します。

保存するファイル名を指定します。
インポートしたのと別のフォルダで,SL_Female.objで保存しました。

すると,OBJファイルの保存オプションを指定するダイアログが表示されます。
まず,PresetでBlenderを選択します。

Advancedタブを選択して,Swap Y and Z Orientation のチェックを外します。

Acceptボタンを押すと保存されます。
次回は手の下がったアバターOBJファイルをObjCutでテクスチャ単位に分解し,SOMATOで上半身を読み込んでテクスチャを作る基準になるファイルを作ります。
Posted by Yuzuru Jewell at
08:35
│S02 シャツを作る
2009年03月19日
シャツを作る その3 ObjCutとSOMATOで下準備
SOMATOを使って以下のようなシャツを作っています。

今回はDAZ Studioで作った手の下がったアバターOBJファイルをObjCutで分解して,上半身をSOMATOで読み込み,テクスチャを作る基準になる画像をつくります。
ObjCutはOBJファイルを読み込んでテクスチャやグループ単位に分割したり,選択したグループを抽出するツールです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://rokuro.slmame.com/e547518.html
まず,ObjCutを起動して設定を確認します。Divided byのMaterialをチェックします。

一旦ObjCutを終了し,DAZ StudioからエクスポートしたSL_Female.objファイルをObjCutにドロップします。

すると,3つのファイルが出力されます。

このうちSL_Female_Material_Upperbody.objを使います。
SOMATOを起動し,FileメニューのLoad Sculpt/Obj...を選択しSL_Female_Material_Upperbody.objを指定します。

すると,以下のように女性の上半身が読み込まれました。手が下がっているのがわかります。

SOMATOの右側のペインにテクスチャがどのようにOBJに反映されるかを示した画像が表示されています。これがテクスチャを作る基準になる画像(下絵の画像)です。これを保存します。
SourceメニューのSave...を選択して保存します。

256x256のサイズで画像が保存されます。
この画像を512x512(1024x1024でもかまいません)に拡大して,服のイメージを重ねて形を調整します。
セカンドライフでは左腕は右腕の画像が使われますので適当に配置しています。
境界線から少しはみ出るくらいに調整すると良いです。

以下の画像ができました。

今回は前と後ろに同じテクスチャを使います。別のテクスチャにしたいときには,上の手順で後ろから見た画像を作ります。
なお,下絵の画像とアバターの上半身のOBJファイルは他の服を作るときに再利用できますので,別に取っておきましょう。
次回はこの画像を使ってSOMATOで服のテクスチャを作ります。

今回はDAZ Studioで作った手の下がったアバターOBJファイルをObjCutで分解して,上半身をSOMATOで読み込み,テクスチャを作る基準になる画像をつくります。
ObjCutはOBJファイルを読み込んでテクスチャやグループ単位に分割したり,選択したグループを抽出するツールです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://rokuro.slmame.com/e547518.html
まず,ObjCutを起動して設定を確認します。Divided byのMaterialをチェックします。

一旦ObjCutを終了し,DAZ StudioからエクスポートしたSL_Female.objファイルをObjCutにドロップします。

すると,3つのファイルが出力されます。

このうちSL_Female_Material_Upperbody.objを使います。
SOMATOを起動し,FileメニューのLoad Sculpt/Obj...を選択しSL_Female_Material_Upperbody.objを指定します。

すると,以下のように女性の上半身が読み込まれました。手が下がっているのがわかります。

SOMATOの右側のペインにテクスチャがどのようにOBJに反映されるかを示した画像が表示されています。これがテクスチャを作る基準になる画像(下絵の画像)です。これを保存します。
SourceメニューのSave...を選択して保存します。

256x256のサイズで画像が保存されます。
この画像を512x512(1024x1024でもかまいません)に拡大して,服のイメージを重ねて形を調整します。
セカンドライフでは左腕は右腕の画像が使われますので適当に配置しています。
境界線から少しはみ出るくらいに調整すると良いです。

以下の画像ができました。

今回は前と後ろに同じテクスチャを使います。別のテクスチャにしたいときには,上の手順で後ろから見た画像を作ります。
なお,下絵の画像とアバターの上半身のOBJファイルは他の服を作るときに再利用できますので,別に取っておきましょう。
次回はこの画像を使ってSOMATOで服のテクスチャを作ります。
Posted by Yuzuru Jewell at
08:35
│S02 シャツを作る
2009年03月20日
シャツを作る その4 SOMATOでテクスチャ作成
以下のようなシャツを作っています。

今回はグラフィックツールで作成したテクスチャを元にSOMATOで服のテクスチャにします。
SOMATOを起動し,アバターの上半身のOBJファイルを読み込みます。
FileメニューのLoad Sculpt/Obj...を選択しSL_Female_Material_Upperbody.objを指定します。

次に,SourceメニューのLoad...を選択し,作成した服の画像を読み込みます。

テクスチャにする前に,作成した後の画像にメッシュが表示されないように,TextureメニューのMeshのチェックを外します。

そして,Bake TypeにX-rayを指定し,Bakeボタンを押すとテクスチャが作成されプレビューに表示されます。

作成されたシャツのテクスチャを保存します。
TextureメニューのSave...を選択して保存します。

以下のようなテクスチャが完成しました。

不要な部分をグラフィックツールで透明にしてください。
なお,裏に別のテクスチャを使う場合には,同じ作業をしてテクスチャを作成し,2枚の画像をグラフィックツールて重ね合わせてください。
次回は,インワールドにアップロードします。

今回はグラフィックツールで作成したテクスチャを元にSOMATOで服のテクスチャにします。
SOMATOを起動し,アバターの上半身のOBJファイルを読み込みます。
FileメニューのLoad Sculpt/Obj...を選択しSL_Female_Material_Upperbody.objを指定します。

次に,SourceメニューのLoad...を選択し,作成した服の画像を読み込みます。

テクスチャにする前に,作成した後の画像にメッシュが表示されないように,TextureメニューのMeshのチェックを外します。

そして,Bake TypeにX-rayを指定し,Bakeボタンを押すとテクスチャが作成されプレビューに表示されます。

作成されたシャツのテクスチャを保存します。
TextureメニューのSave...を選択して保存します。

以下のようなテクスチャが完成しました。

不要な部分をグラフィックツールで透明にしてください。
なお,裏に別のテクスチャを使う場合には,同じ作業をしてテクスチャを作成し,2枚の画像をグラフィックツールて重ね合わせてください。
次回は,インワールドにアップロードします。
Posted by Yuzuru Jewell at
08:35
│S02 シャツを作る
2009年03月21日
シャツを作る その5 インワールドへ
以下のようなシャツを作っています。

ログインして画像をアップロードを選択します。アップロードには10L$かかりますから,プレビューで確認します。
イメージのプレビューで女性の上半身を選択します。

アップロードしたら,新しいシャツにアップロードしたテクスチャを適用します。

これで完成です。
毎週土曜日深夜23:30よりNagasaki Cityでライブ放送しているNSCRadioのZENZAでチュートリアルをやっています。ぜひお越しください。

ログインして画像をアップロードを選択します。アップロードには10L$かかりますから,プレビューで確認します。
イメージのプレビューで女性の上半身を選択します。

アップロードしたら,新しいシャツにアップロードしたテクスチャを適用します。

これで完成です。
毎週土曜日深夜23:30よりNagasaki Cityでライブ放送しているNSCRadioのZENZAでチュートリアルをやっています。ぜひお越しください。
Posted by Yuzuru Jewell at
08:35
│S02 シャツを作る