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2007年10月22日
マイナスネジを作る 制作の流れ
今回からマイナスネジを作ります。
こんな感じにマイナスのくぼみがあり,ネジの下は螺旋状になっているものです。

ROKURO Proでこんなものができるのか?と疑問に思われたと思います。確かに普通に作ったらできません。そこで,ネジの頭とらせん部分に分けて制作し,できたTGAファイルをグラフィックツールを使ってくっつけます。スカルプテッドプリムがTGAという画像ファイルであるという特徴を生かすのです。
この方法を使えば,取っ手のあるコップや醤油差しなどをROKURO Proで作ることができます。
今回は形を2つに分けて制作します。後でくっつけるので,同じ形でいけるところは1つで作業していったん保存し,その先で2つのファイルを作るようにします。Photoshopなどで画像をくっつけてそのまま登録しても良いのですが,念のためROKURO Proで読み込んで保存することにします。
ROKUROを使って作りますので,下書きは次のようになります。

次回は頭のマイナスのへこみと螺旋のないネジの制作をします。
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こんな感じにマイナスのくぼみがあり,ネジの下は螺旋状になっているものです。

ROKURO Proでこんなものができるのか?と疑問に思われたと思います。確かに普通に作ったらできません。そこで,ネジの頭とらせん部分に分けて制作し,できたTGAファイルをグラフィックツールを使ってくっつけます。スカルプテッドプリムがTGAという画像ファイルであるという特徴を生かすのです。
この方法を使えば,取っ手のあるコップや醤油差しなどをROKURO Proで作ることができます。
今回は形を2つに分けて制作します。後でくっつけるので,同じ形でいけるところは1つで作業していったん保存し,その先で2つのファイルを作るようにします。Photoshopなどで画像をくっつけてそのまま登録しても良いのですが,念のためROKURO Proで読み込んで保存することにします。
ROKUROを使って作りますので,下書きは次のようになります。

次回は頭のマイナスのへこみと螺旋のないネジの制作をします。
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2007年10月24日
マイナスネジを作る 共通の形
下書きを元に,マイナスのへこみも,螺旋もない形を作ります。
ROKURO Proを起動し,ROKUROタブを表示してメニューのView-Load Backgroundで下書きを読み込みます。
まずは四角のコントロールポイントを角に配置します。

メニューのEdit-Equal Intervalsを使って直線部分の配置をします。

これで,共通部分の形ができました。一旦ここで保存します。
共通部分の形なのでファイル名前に_SP0とつけておくと分かりやすいですね。
次回は螺旋部分の作成をします。
ROKURO Proを起動し,ROKUROタブを表示してメニューのView-Load Backgroundで下書きを読み込みます。
まずは四角のコントロールポイントを角に配置します。

メニューのEdit-Equal Intervalsを使って直線部分の配置をします。

これで,共通部分の形ができました。一旦ここで保存します。
共通部分の形なのでファイル名前に_SP0とつけておくと分かりやすいですね。
次回は螺旋部分の作成をします。
2007年10月31日
マイナスネジを作る 螺旋の形
前回作った共通のねじの形を使って,まずは下の部分すなわち螺旋部分を作ります。
TOKOROTENタブを開き,最外周を歯車のような形にします。中解像度でも化けないように,山と谷には2つのコントロールポイントを近づけて配置します。

メニューのEdit-Optimizeを使って内側のコントロールポイントの位置を最適化します。

最適化すると以下のようになります。

ねじの頭の部分まで変形しますが,使いませんので気にしないでよいです。
ROKUROタブを開き,螺旋にする部分を選択します。

メニューのEdit -Twist+/-で螺旋部分をねじります。ねじに見えるまでねじります。

これで完成です。
付記 この画像はあとでつなぐので,512x512のサイズで保存してください。つないだ画像をロスレスでアップロードできるように最後に128x128で保存し直します。
次回はマイナスネジの上の部分の形を作ります。
TOKOROTENタブを開き,最外周を歯車のような形にします。中解像度でも化けないように,山と谷には2つのコントロールポイントを近づけて配置します。

メニューのEdit-Optimizeを使って内側のコントロールポイントの位置を最適化します。

最適化すると以下のようになります。

ねじの頭の部分まで変形しますが,使いませんので気にしないでよいです。
ROKUROタブを開き,螺旋にする部分を選択します。

メニューのEdit -Twist+/-で螺旋部分をねじります。ねじに見えるまでねじります。

これで完成です。
付記 この画像はあとでつなぐので,512x512のサイズで保存してください。つないだ画像をロスレスでアップロードできるように最後に128x128で保存し直します。
次回はマイナスネジの上の部分の形を作ります。
2007年11月02日
マイナスネジを作る ねじの頭の形
前々回に作った共通のねじの形を作って、今回は上の部分、すなわちねじの頭の部分を作ります。

赤で示した部分をへこませます。
TOKOROTENタブに切り替えて、赤で示した部分を選択し、Bitmapタブに切り替えます。
簡単にへこませるために、まず、Step size を50にして、青矢印の上向きのボタンを押してへこませる部分を持ち上げます。スカルプテッドプリムのサイズの上限になりますので、平坦に持ち上がります。
プレビューの座標軸の軸の色と、コントロールポイントの移動方向を決めるボタンの色が同じになっていますので、どのボタンを押すとどの方向に動くのか把握できます。

そののち、青矢印の下向きのボタンを押すと、マイナスねじの形にへこみます。

へこんだ部分がでこぼこしています。もう少しきれいに仕上げたい場合には、TOKOROTENタブで、ねじの頭の曲線がゆがまないように配慮しながらコントロールポイントを以下の図のように動かしてから、へこみを入れる作業をします。

付記 この画像はあとでつなぐので,512x512のサイズで保存してください。つないだ画像をロスレスでアップロードできるように最後に128x128で保存し直します。
次回は、これまで2回にわたって制作してきたスカルプテッドプリムを結合します。

赤で示した部分をへこませます。
TOKOROTENタブに切り替えて、赤で示した部分を選択し、Bitmapタブに切り替えます。
簡単にへこませるために、まず、Step size を50にして、青矢印の上向きのボタンを押してへこませる部分を持ち上げます。スカルプテッドプリムのサイズの上限になりますので、平坦に持ち上がります。
プレビューの座標軸の軸の色と、コントロールポイントの移動方向を決めるボタンの色が同じになっていますので、どのボタンを押すとどの方向に動くのか把握できます。

そののち、青矢印の下向きのボタンを押すと、マイナスねじの形にへこみます。

へこんだ部分がでこぼこしています。もう少しきれいに仕上げたい場合には、TOKOROTENタブで、ねじの頭の曲線がゆがまないように配慮しながらコントロールポイントを以下の図のように動かしてから、へこみを入れる作業をします。

付記 この画像はあとでつなぐので,512x512のサイズで保存してください。つないだ画像をロスレスでアップロードできるように最後に128x128で保存し直します。
次回は、これまで2回にわたって制作してきたスカルプテッドプリムを結合します。
2007年12月18日
マイナスネジを作る 画像の結合
前回からかなりの時間が経過してしまいましたが,ねじの頭と螺旋を1つの画像に結合します。
メッシュのテクスチャをスカルプの大きさにリサイズしたものととねじの頭,ねじの螺旋の画像を3枚をレイヤにしてX6-X7の境目で画像をつなぎます。ここはどちらの画像が使われても同じ位置の部分です。
ねじの頭の上,ねじの螺旋の下の方を使います。逆にしないように気をつけてください。
メッシュのテクスチャは,画像のどこの部分でつなぐかを見分けるために使います。

もっとタイトなつなぎ方をするときには,メッシュのテクスチャ罫線の間をつないだ方がよいでしょう。
もしかしたら,ロスレスでアップロードするために128x128以下で保存する習慣がついているかもしれませんが,この作業をするときには512x512で作業して,つなぐ作業を楽にした方がよいでしょう。
ROKURO Proで読み込んで正しくつながっているかを確認し,128x128で保存します。
次回は,セカンドライフにアップします。
メッシュのテクスチャをスカルプの大きさにリサイズしたものととねじの頭,ねじの螺旋の画像を3枚をレイヤにしてX6-X7の境目で画像をつなぎます。ここはどちらの画像が使われても同じ位置の部分です。
ねじの頭の上,ねじの螺旋の下の方を使います。逆にしないように気をつけてください。
メッシュのテクスチャは,画像のどこの部分でつなぐかを見分けるために使います。

もっとタイトなつなぎ方をするときには,メッシュのテクスチャ罫線の間をつないだ方がよいでしょう。
もしかしたら,ロスレスでアップロードするために128x128以下で保存する習慣がついているかもしれませんが,この作業をするときには512x512で作業して,つなぐ作業を楽にした方がよいでしょう。
ROKURO Proで読み込んで正しくつながっているかを確認し,128x128で保存します。
次回は,セカンドライフにアップします。