お知らせ
このブログはhttp://kanaenet.blogspot.comに移転しました。新しいブログをご覧ください。
2008年06月01日
クッションを作る 構想~正面からみた形から
ROKURO Proの新しい機能ShapeメニューのCushionを使って実際にクッションを作ってみたいと思います。

このような形のクッションです。
Cushionを使って作れる形は,
1)上下が対照の形になる(ROKUROタブの上から17番目のコントロールポイント□までが形に反映する)
2)ROKUROタブの上の辺は上から5番目のコントロールポイントまでで,このコントロールポイントと3番目のコントロールポイントを通る双曲線に再配置される。
3)正面からみた断面を編集すれば,横から見た断面は自動的に生成される
という特徴があります。
まずは,下書きを作ります。

この下書きは上下・左右が対称にしましょう。実際の編集に使うのは右上の部分(下の絵の緑色の部分)だけです。

私は,できあがりのイメージがほしかったのでまず全体をラフに書いて,緑の部分を切り出し,画像ツールで画像をひっくり返してコピーして全体の画像を作りました。作りたいクッションの写真を撮って,クッションの中央が画像の真ん中になるように画像サイズを調整するだけでもかまいません。
大事なのは,クッションの真ん中が下書きの真ん中になっていることです。
では,次回はこの下書きを使って,ROKUROタブで形を作ります。

このような形のクッションです。
Cushionを使って作れる形は,
1)上下が対照の形になる(ROKUROタブの上から17番目のコントロールポイント□までが形に反映する)
2)ROKUROタブの上の辺は上から5番目のコントロールポイントまでで,このコントロールポイントと3番目のコントロールポイントを通る双曲線に再配置される。
3)正面からみた断面を編集すれば,横から見た断面は自動的に生成される
という特徴があります。
まずは,下書きを作ります。

この下書きは上下・左右が対称にしましょう。実際の編集に使うのは右上の部分(下の絵の緑色の部分)だけです。

私は,できあがりのイメージがほしかったのでまず全体をラフに書いて,緑の部分を切り出し,画像ツールで画像をひっくり返してコピーして全体の画像を作りました。作りたいクッションの写真を撮って,クッションの中央が画像の真ん中になるように画像サイズを調整するだけでもかまいません。
大事なのは,クッションの真ん中が下書きの真ん中になっていることです。
では,次回はこの下書きを使って,ROKUROタブで形を作ります。
Posted by Yuzuru Jewell at
06:47
│R10 クッションを作る
2008年06月03日
クッションを作る 形を作る
では,ShapeメニューのCushionを使ってクッションの形を作ります。
ROKURO Proを起動してROKUROタブを開き,メニューのView-Load Backgroundで前回作成した下書きを読み込みます。
Cushionで反映するのは上から17番目のコントロールポイントです。
まずは以下の図のようにコントロールポイントを移動します。

角になるのは上から5番目です。
上から1番目から5番目,5番目から17番目を選択してコントロールポイントの位置を等間隔にします。
まずは1番目から5番目を範囲指定またはシフトキーを押しながらコントロールポイントをクリックして選択し,右クリックして表示されるポップアップメニューからEqual Intervalsを選びます。

5番目から17番目も同様に行います。すると以下のようになります。

あとは下書きにあわせて一つづつコントロールポイントを動かします。

このようになります。
そして,ShapeメニューからCushionを選びます。

すると,以下のようになります。

クッションの形ができました。
次回はもう少しこの形を調整してみたいと思います。
ROKURO Proを起動してROKUROタブを開き,メニューのView-Load Backgroundで前回作成した下書きを読み込みます。
Cushionで反映するのは上から17番目のコントロールポイントです。
まずは以下の図のようにコントロールポイントを移動します。

角になるのは上から5番目です。
上から1番目から5番目,5番目から17番目を選択してコントロールポイントの位置を等間隔にします。
まずは1番目から5番目を範囲指定またはシフトキーを押しながらコントロールポイントをクリックして選択し,右クリックして表示されるポップアップメニューからEqual Intervalsを選びます。

5番目から17番目も同様に行います。すると以下のようになります。

あとは下書きにあわせて一つづつコントロールポイントを動かします。

このようになります。
そして,ShapeメニューからCushionを選びます。

すると,以下のようになります。

クッションの形ができました。
次回はもう少しこの形を調整してみたいと思います。
Posted by Yuzuru Jewell at
05:51
│R10 クッションを作る
2008年06月03日
クッションを作る 形を調整する
前回作った形の上下のつなぎ目をよく見ると,以下の図の赤い部分ように余分な部分が出ているときがあります。

これを調整するのに図のように上から1番目から4番目と下から1番目から4番目のコントロールポイントを押し込んで置きましょう。

図はわかりやすくするためにかなり押し込みましたが,ちょっとだけ押し込めば十分です。
このとき他のコントロールポイントを動かすと予想外の形になることがありますので,注意してください。
それから,上下の辺は上から3番目と5番目のコントロールポイントを結ぶ双曲線になるように再調整されますので,期待とは違う形になることがあります。そのときは上から3番目のコントロールポイントの位置を調整してもう一度ShapeメニューのCushionを実行してください。
次回は,クッションのテクスチャを作ります。

これを調整するのに図のように上から1番目から4番目と下から1番目から4番目のコントロールポイントを押し込んで置きましょう。

図はわかりやすくするためにかなり押し込みましたが,ちょっとだけ押し込めば十分です。
このとき他のコントロールポイントを動かすと予想外の形になることがありますので,注意してください。
それから,上下の辺は上から3番目と5番目のコントロールポイントを結ぶ双曲線になるように再調整されますので,期待とは違う形になることがあります。そのときは上から3番目のコントロールポイントの位置を調整してもう一度ShapeメニューのCushionを実行してください。
次回は,クッションのテクスチャを作ります。
Posted by Yuzuru Jewell at
11:30
│R10 クッションを作る
2008年06月03日
クッションを作る テクスチャを作る
最後にテクスチャを作ります。上下を織り込んでいるのはプレビューで確認できると思いますが,次のようになっています。

全体のサイズが512x512ピクセルの時,表側のテクスチャのサイズは256x384ピクセルになります。長細いので,256x256で絵を描いて,256x384にリサイズすると良いでしょう。
以下のようなテクスチャを作りました。

これをTextureメニューのLoadで読み込んだら次のようになりました。

これでもまだ大きいですね,,
次回はセカンドライフにアップロードします。

全体のサイズが512x512ピクセルの時,表側のテクスチャのサイズは256x384ピクセルになります。長細いので,256x256で絵を描いて,256x384にリサイズすると良いでしょう。
以下のようなテクスチャを作りました。

これをTextureメニューのLoadで読み込んだら次のようになりました。

これでもまだ大きいですね,,
次回はセカンドライフにアップロードします。
Posted by Yuzuru Jewell at
17:30
│R10 クッションを作る
2008年06月05日
クッションを作る インワールドへ
前回までに作ったスカルプマップとテクスチャをインワールドにアップします。
セカンドライフにアップするときにはプレビューで必ず形を確認しましょう。ベータグリッドにクッションのスカルプマップをアップロードしたときには形がおかしくなってびっくりしましたが,ビュアの問題のようでした。
今回は上下が同じ形なので逆さまなのは問題ないのですが,コントロールキーを押しながらドラッグするとプリムが回転します。マウスをドラッグすると拡大縮小もできますので,プリムを適当な大きさにして形は良いか確認してください。

128x128以下なら ロスのない圧縮を使用 にチェックを入れてアップロードします。
オブジェクトを作成して適用します。

ROKURO ProのSetupで Copy Protection by transparent をチェックしていると,このように透明に表示されるので画面キャプチャによる形のコピーができないようになっています。
さらにテクスチャを適用すると,逆さまなのがわかりますね。回転でひっくり返してください。
また,ふくらみすぎていると思いますので適当な形になるように,拡大縮小で調整してみてください。

このように完成しました。
セカンドライフにアップするときにはプレビューで必ず形を確認しましょう。ベータグリッドにクッションのスカルプマップをアップロードしたときには形がおかしくなってびっくりしましたが,ビュアの問題のようでした。
今回は上下が同じ形なので逆さまなのは問題ないのですが,コントロールキーを押しながらドラッグするとプリムが回転します。マウスをドラッグすると拡大縮小もできますので,プリムを適当な大きさにして形は良いか確認してください。

128x128以下なら ロスのない圧縮を使用 にチェックを入れてアップロードします。
オブジェクトを作成して適用します。

ROKURO ProのSetupで Copy Protection by transparent をチェックしていると,このように透明に表示されるので画面キャプチャによる形のコピーができないようになっています。
さらにテクスチャを適用すると,逆さまなのがわかりますね。回転でひっくり返してください。
また,ふくらみすぎていると思いますので適当な形になるように,拡大縮小で調整してみてください。

このように完成しました。
Posted by Yuzuru Jewell at
06:15
│R10 クッションを作る