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2007年10月19日
登れる階段を作る そのしくみとは?
スカルプテッドプリムで階段を作っても。登ることはおろか,近寄ることもできないかったという経験されたかたはおられないでしょうか?階段でなくてもスカルプテッドプリムで大きなものを作ったが近寄れないのでしかたなくファントム設定にした。なんて経験はあるのではないかと思います。
そこで今回は以下のような登れる階段を作ります。

スカルプテッドプリムに近寄れないのは,スカルプテッドプリムの衝突の境界が,見えているプリムの表面ではなく,スカルプテッドプリムを適用する前の立方体にあるからです。
ですから,階段を作る場合には,以下の図のように階段を回転させて階段の部分が画面の縁の部分になるようにします。

階段の数は,中解像度(View Level-Middle)でもきちんと見えるように,7段にします。歯車を作った経験から8段できそうですが,1段を階段の裏側の角を出すために使うので7段になります。
TOKOROTENタブを使って作るので,下書きは画像の中心が階段の内側になるようにしてください。
次回はこの下書きを使ってTOKOROTENタブで形を作ります。
そこで今回は以下のような登れる階段を作ります。

スカルプテッドプリムに近寄れないのは,スカルプテッドプリムの衝突の境界が,見えているプリムの表面ではなく,スカルプテッドプリムを適用する前の立方体にあるからです。
ですから,階段を作る場合には,以下の図のように階段を回転させて階段の部分が画面の縁の部分になるようにします。

階段の数は,中解像度(View Level-Middle)でもきちんと見えるように,7段にします。歯車を作った経験から8段できそうですが,1段を階段の裏側の角を出すために使うので7段になります。
TOKOROTENタブを使って作るので,下書きは画像の中心が階段の内側になるようにしてください。
次回はこの下書きを使ってTOKOROTENタブで形を作ります。
Posted by Yuzuru Jewell at
07:04
│R07 登れる階段を作る
2007年10月21日
登れる階段を作る 形を作る
ROKURO ProのTOKOROTENタブを使って階段の形を作ります。
ROKURO Proを起動して,TOKOROTENタブを開き,View-Load Backgroundで下書きを読み込みます。
まずは,縁の部分のコントロールポイントだけを動かしましょう。
下書きの角の部分に,四角い形のコントロールポイントを配置します。間のコントロールポイントは,それの両側のコントロールポイントを選んで,Edit-Equal Intervalsを使って等間隔に配置します。

以下のようになります。中心が図形の中にあることを確認します。

そして,内側のコントロールポイントを移動させるのですが,一つ一つ手でやるとなるととても大変ですね。そこで,Edit-Optimizeを使って内側のコントロールポイントを移動させます。

これはTOKROTENだけにある機能で,縁より内側にあるコントロールポイントをできるだけ重ならないよう等間隔に配置してくれます。うまくいかないときもありますので,再配置後に確認します。

うまく再配置できたようです。
次回はちゃんと登れる階段なのかを確認するため,テクスチャを作る前にインワールドにアップします。
ROKURO Proを起動して,TOKOROTENタブを開き,View-Load Backgroundで下書きを読み込みます。
まずは,縁の部分のコントロールポイントだけを動かしましょう。
下書きの角の部分に,四角い形のコントロールポイントを配置します。間のコントロールポイントは,それの両側のコントロールポイントを選んで,Edit-Equal Intervalsを使って等間隔に配置します。

以下のようになります。中心が図形の中にあることを確認します。

そして,内側のコントロールポイントを移動させるのですが,一つ一つ手でやるとなるととても大変ですね。そこで,Edit-Optimizeを使って内側のコントロールポイントを移動させます。

これはTOKROTENだけにある機能で,縁より内側にあるコントロールポイントをできるだけ重ならないよう等間隔に配置してくれます。うまくいかないときもありますので,再配置後に確認します。

うまく再配置できたようです。
次回はちゃんと登れる階段なのかを確認するため,テクスチャを作る前にインワールドにアップします。
Posted by Yuzuru Jewell at
06:02
│R07 登れる階段を作る
2007年10月21日
登れる階段を作る 動作確認
テクスチャを作る前に階段がちゃんと上れるかを確認します。
File-SaveでTGA形式で保存します。テクスチャと同じ画像形式なので,保存名には_SPなどをつけておくとテクスチャと区別しやすいですね。
セカンドライフにアップするときにはプレビューで形を確認します。いつものように逆さまですが,コントロールキーを押しながらドラッグするとプリムが回転します。拡大縮小もできますので,プリムを適当な大きさにして,形は良いか確認してください。

アップしたらプリムに設定して回転させ,適当な大きさに拡大して登れるかどうか確認します。

大丈夫そうです。
次回は,このプリムのテクスチャを制作します。
File-SaveでTGA形式で保存します。テクスチャと同じ画像形式なので,保存名には_SPなどをつけておくとテクスチャと区別しやすいですね。
セカンドライフにアップするときにはプレビューで形を確認します。いつものように逆さまですが,コントロールキーを押しながらドラッグするとプリムが回転します。拡大縮小もできますので,プリムを適当な大きさにして,形は良いか確認してください。

アップしたらプリムに設定して回転させ,適当な大きさに拡大して登れるかどうか確認します。

大丈夫そうです。
次回は,このプリムのテクスチャを制作します。
Posted by Yuzuru Jewell at
11:00
│R07 登れる階段を作る
2007年10月21日
登れる階段を作る テクスチャを作る
階段のメッシュを確認しながら,テクスチャを制作します。
Mesh.pngを読み込んでRGBカラーに変更し,レイヤーを作って色を塗っていきます。
段の部分はX4-XBです。2マスで一つの面を作っています。
段の部分は繰り返しですが,階段の裏側の面には階段の効果はつけないでおきましょう。

影をグラデーションでつけました。この画像では段の部分の影が次の面まで届いていないのですが,目で見て縁まで影にした方がよいようです。もっと良い影を作ってください。真っ白のところは,階段の裏側です。
PhotoshopのPSD形式のままでよいので保存して,ROKURO ProのメニューのTexture-Loadで読み込んでどんな感じかを確認しましょう。スカルプの画像は,メニューのFile-Loadで読み込みます。

いい感じですね。
テクスチャをセカンドライフにアップし,先ほどのプリムに設定します。

これで完成です。
次回は,裏技を使ってマイナスねじを作りたいと思います。
Mesh.pngを読み込んでRGBカラーに変更し,レイヤーを作って色を塗っていきます。
段の部分はX4-XBです。2マスで一つの面を作っています。
段の部分は繰り返しですが,階段の裏側の面には階段の効果はつけないでおきましょう。

影をグラデーションでつけました。この画像では段の部分の影が次の面まで届いていないのですが,目で見て縁まで影にした方がよいようです。もっと良い影を作ってください。真っ白のところは,階段の裏側です。
PhotoshopのPSD形式のままでよいので保存して,ROKURO ProのメニューのTexture-Loadで読み込んでどんな感じかを確認しましょう。スカルプの画像は,メニューのFile-Loadで読み込みます。

いい感じですね。
テクスチャをセカンドライフにアップし,先ほどのプリムに設定します。

これで完成です。
次回は,裏技を使ってマイナスねじを作りたいと思います。
Posted by Yuzuru Jewell at
16:00
│R07 登れる階段を作る